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2022.05.10

【公募開始】令和4年太陽光発電で使える補助金を解説!

  • 太陽光発電

目次

「2050年脱炭素社会の実現」を達成するための政策として、太陽光発電や蓄電池などの導入に対して手厚い補助が行われています。2022年もそれらの補助事業は多数用意されており、再エネ設備の導入に対して補助金の申請を行うことができます。

今回はそれらの中でも、先日公募が開始された「ストレージパリティ補助金」と「ソーラーカーポート補助金」に焦点を絞り、補助金の要点についてご説明させていただきます。

ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業について

本補助金は、PPA 活用等による地域の再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業の一部です。本補助金は自家消費型太陽光および蓄電池に対する導入支援がメインの補助事業となっております。

補助対象設備と補助率に関しては、下記の通りです。

また、主な要件に関しては以下の通りです。

  • 自家消費割合が50%以上であること(戸建て住宅への設置の場合は30%)
  • 自立運転型パワコンの導入を行うこと(蓄電池同時導入の場合は不要)
  • パワコン・蓄電池に置き基礎を用いないこと
  • SIIの登録製品である蓄電池を使用すること
  • 2023年1月31日までに事業を完了させること

補助金を申請する設備に関しては、これらを満たす必要があります。
また、公募期間に関しては下記の通りとなっております。

1次公募:3月31日~5月9日
2次公募:5月16日~6月15日
3次公募:6月20日~7月29日

駐車場を活用した自家消費型太陽光発電設備(ソーラーカーポート)の導入を行う事業

本補助金も先述のストレージパリティ補助金と同じく、PPA 活用等による地域の再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業の一部です。本補助金はソーラーカーポートおよび蓄電池に対する導入支援がメインの補助事業となっております。

補助対象設備と補助率に関しては、下記の通りです。

また、主な要件に関しては以下の通りです。

  • 自家消費割合が50%以上であること
  • PCSの最大定格出力が5kW以上であること
  • 補助金を差し引いた場合に下記の導入額を下回ること
    10kW未満          :34.88万円/kW
    10kW以上50kW未満:30.35万円/kW
    50kW以上          :20.59万円/kW

補助金を申請する設備に関しては、これらを満たす必要があります。
また、公募期間に関しては下記の通りとなっております。

1次公募:3月18日~4月28日
2次公募:5月9日~5月31日
3次公募:6月6日~6月30日
4次公募:7月6日~7月29日

補助金を申請する際はお早めに!

ここまで、今年度の補助金に関してご覧いただきましたが、昨年に引き続き非常に魅力的な補助内容となっています。

これらの補助金を活用した太陽光発電や蓄電池の導入をお考えの方は、お早めにご検討頂くことをおすすめします。

今回の公募については、令和3年度の補正予算と令和4年度の本予算が合算されており、予算ごとの区切りが設けられておりません。

そのため、1次公募で令和3年度補正予算分と令和4年度本予算分を消化しきってしまった場合には、それ以降の補助金が募集されません。

本補助金事業が3年目を迎え知名度が上昇していることを鑑みると、早期に予算が消化されてしまう可能性があります。そのため、補助金の活用をお考えの方はお早めに太陽光発電や蓄電池の導入をご検討ください。

本日も最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

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